X200Tablet-2
さて、移行作業もだいたい終わりつつある。
タブレットボタンの設定変更でスペースとEscを割り当て、これでPDFを縦位置フルスクリーンで読めるようになった。
WMVの再生がJetAudioでは変だったのだがMediaPlayer11を入れたら解決。
X60も悪くはなかったのだが、やはり熱問題が深刻だった。それに比べるとちょっとCPUパワーが落ちている分、熱の問題は相当改善している。
ただ、大きくなったのと重さは想定外だった。重さはTabletはちょっと重いのは知っていたのだが寝転がってPDF読書に使うには重すぎる。そうなるとKindleDXがほしい。PDF読書にこだわらないのならTablet である必要はなかったな。
大きさはワイド液晶なんぞをつかうからでかくなるんだよなぁ。これは最近のノートは仕方がないのかなぁ。
結論を出すのはまだ早いかもしれないが、結構今回の買い換えは後悔モードである。この大きさだったらMacBookでもよかったんじゃないか、そう思ってしまう。MacBook Airも新しく安くなったみたいだけどなぁ。RAMが2GBって、ちょっとつらいんじゃないかな。あそこまで薄くなくても4GB積めるMacBookの方がいいんじゃなかろうか。いかんせん、Macのノートは使ったことがないので感覚がわからない。プロジェクターにつなぐのにいちいち別ケーブルがいるのも躊躇するポイントだし、何よりトラックポイントがないのがなぁ。
トラックポイント、英語キーボードのコンパクトノートがほしい。
トラックポイントの呪縛から逃れられない。
(ああ、こうやってレノボに貢いでしまうんだ…。)
ThinkPadX200 Tablet
ThinkPadX60の調子が悪い。
購入して2年ちょい、というところ。少々早すぎる気もするがまぁ酷使しているといえばそうなのでこの際買い換えるかなぁ。年はじめに大して使いもしない、デスクトップの方を組みなおした。で、そいつはWindows7のお試し中。
Windows7が出るまで我慢するか?という問題だが、MicrografixのPicturePublisherがうまく動かない。32ビット版だとなんとか動くのだけど64ビット版だとインストールもできないのだ。
もちろんOSが進化していく上である程度古いものは見捨てざるを得ない。Windows95のときもそれまでの多くのソフトが使えなくなった。まぁゲームはほとんどだめだったように思う。マルチブート環境にしたりいろいろがんばっていたのだがそのうちconfig.sysを書くのが面倒になり、あるいは忘れてしまいWindows95に移行していった。それはTCP/IPのサポートなど、明らかにOSが進歩していたし、ネットワーク環境の方がはるかに重要だったからだ。
またWindowsNTへの移行もそうだった。ソフトは結構互換性があったがハード関係は厳しかった。でもNT3.51はタフだった。ちっととやそっとでは落ちない。逆にいえばWindows95,98ってのはOSと呼ぶにはあまりにやわだったのだ。
個人的にはVISTAへの移行は見送ったのだけど、Windows7についてはまだ考え中。少なくともMacのVMware上でわざわざ動かすことはないだろう。多分。VMwareではWindows2000かXPで軽快に動いてくれる方がいい。
で、ノートだ。実はここ数年、ノートパソコンが事実上のメインマシンになっている。自宅も職場もデスクトップ機はMacでWindowsはVMで動いている。でもまだ文書作成やプレゼンテーション、あるいはちょっとしたプログラムなどWindowsが主力でノート上で行っている。正直まだCocoaを使いこなしていない。
X30を買ったあたりからノートでほとんどすべてまかなえるようになり、ストレージはNASでカバー、デスクトップはまぁ写真の整理用とちょっとWebで参照したりと言った用途なのだ。
X30はWindows2000で運用していたのだがVISTAへの移行時期に「あ、早く買わないとXPがなくなる」とおもってX60に移行したのだ。ただ今でもまだXPで購入できるので結果的に見ればまぁ無駄だったのかもしれない。
でi1124,X30はバッテリ重視でやっていたのだが、X60はパフォーマンス重視で購入。CPUは速いしメモリーもたっぷり。だけどX60の発熱は結構すごく、電源入れたまま鞄に入れたりしていたのでこれが寿命を縮めたのだろう。1年でBluetoothが死んだ。で今回は無線LANだ。完全に死んだわけではないのだが電波が弱い、とおっしゃる。外装もあちらこちらが欠けている。さらに何がおかしいのか、外部ディスプレーとの切り替えなどうまくいかないときもあるし液晶にまったく表示されない時もあるし、突然サスペンドモードに勝手に移行することもある。もうクリーンインストールして調べないとどうしようもない。
で、Windows7を待つか、それとももうThinkPadをやめてMacBookでも買うか。それとも最近流行の安いNetbookを買うか。MacBookでも次のSnowLeopardを待つのか。
英語キーボードが選べるという点ではThinkPadかMacbook。やっぱりトラックポイントは捨てがたいのでやっぱりThinkPadになる。うーんThinkPadでMacOSというのが一番なんだがな。
結論としてWindows7は見送り。今回はXPでいい。次回ノート更新時にXPがなければMacBookにするかもしれない。MacでもVMwareを入れておけば秀丸でもWZでも使えるわけだし。MacにもATOKは入れておあるが、どうもちょっとレスポンスが鈍い気がする。VM上のWindowsのATOKの方が俊敏とはどういうことだ。
でX200Sにしようかと思ったのだがこの際タブレットもいいかもしれないと考えた。というのも最近老眼のせいもあり文庫本を読むのがつらい。せっせとスキャンしてPDF化している。がんばってテキストにまでしてしまえばSLC1000で読めるのだがPDFだと画面が大きくないと読めない。でもノートパソコンだと寝転がって読むにはキーボードが邪魔。ということでX200タブレットになった。
考えてみればタブレットPCというのは初めてである。まだまだ使いこなしているとはいえないが、X60よりも一回りおおきくなりA4サイズになってしまった。B5でもいいんだけどな。i1124改(240Zと呼んでいた)の大きさでもキー入力に支障はなかった。まぁ液晶のワイド化のためには仕方がないのかも知れない。重ねてみるとわずかな差なんだけど見た目の印象は結構大柄に見える。
で重さも、ちょっと重くなった。まぁ軽い方がいいのはそうだけど、軽くするなら鞄からEOS5Dをのけるのが先だろうとも思う。ただ寝転がって使うにはちょっと重い。B5サイズのタブレット望む。
タブレットPCだと画面の縦横が変えられる。つまりPDF表示で解像度が有効にいかせる。縦位置にするとずいぶん読みやすい。
OSはXPだけど、IEが7になっている。これでちょっと不具合が出ている。もう少し調査して考えることにしよう。
X60に比較すると指紋センサーが上手に使えるようになっている。X60だとIEにしか対応しないみたいで事実上ログイン時にしか活用できなかった。これがだいぶ使いやすくなっている。レスキュー&リカバリもNAS対応などよくなっている。
これってどうしてX60のアップデートでこうならないのかなぁ。
大体の移行作業が終わって今これは新しいX200で書いている。まだPhotoShopとかFileMakerProなどはインストールしていない。ライセンスをX60で停止させないといけないしいろいろ面倒なことは多い。まぁFireFoxはブックマークとパスワードの移行ができるのでずいぶん助かった。
タブレットPCだとお絵かきはずいぶん楽なので手書きの図なんかも多用することになるのだろうか。いままで手書きリンクやInkPadを使ってきたが、だんだんと手書き関係の使用頻度は減ってきている。まぁどう変わるか楽しみなところだ。